馬術とは

 馬術とは馬に騎乗して運動の正確さ、活発さ、美しさなどを目指すスポーツ、技術体系、また競技種目を指します。

 

 馬術競技は人と生き物である馬とが一体となって競技を行うスポーツで、オリンピックでは男性と女性が同じステージで戦う唯一の種目です。また、幅広い年齢層の選手が活躍している種目でもあります。

馬場馬術競技(Dressage)

 

 演技の正確さや美しさを競う競技で、常歩(なみあし)、速歩(はやあし)、駈歩(かけあし) という3種類の歩き方を基本に、様々なステップを踏んだり、図形を描いたりするものです。

 選手はなるべく小さく馬に合図を送り、馬がそれに応えて正確かつ雄大で華麗な動きをする、まさに人馬一体の演技が馬場馬術の真髄です。

障害馬術競技(Show jumping)

 

  競技アリーナに設置された様々な色や形の障害物を、決められた順番通りに飛越、走行するもので、障害物の落下や不従順などのミスなく、早くゴールすることが求められます。

 選手の技術と馬の能力、さらにそのコンビネーションが揃ってこそ、迫力と華麗さを兼ね備えた走行や飛越をみせることができるのです。

総合馬術競技(Eventing)

 

  馬場馬術競技・クロスカントリー競技・障害馬術競技の3種目を同一人馬のコンビネーションで3日間をかけて行う競技で、その3種目の減点合計の少ない人馬が上位となります。

 クロスカントリー競技は、自然に近い状態の地形に竹柵、生垣、池、水濠、乾壕などのボリュームのある障害物が設置されます。そのハードなコースを選手たちが駆け抜ける様子は迫力満点です。

出典:公益財団法人 日本馬術連盟

画像:関西学生馬術連盟(Photo by 清水さん)

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